登録販売者の合格基準

登録販売者 合格基準 合格ライン

 

登録販売者試験の合格は絶対評価。つまり『上位〇人だけ合格』ではなく『〇点以上取れば合格』というもの。誰にでもチャンスがある試験と言えそうですね。

 

その合格基準は、

 

全体の70%の得点(84点/120問中)かつ
各章の35〜40%以上の正答率

 

と定められています。

 

具体的に、点数別の合否パターンを見てみましょう。

 

【例1】合格のパターン

全体の得点70%以上、かつ各章の正答率も40%を超えています。

第1章

第2章

第3章

第4章

第5章

平均

65%

80%

45%

90%

70%

70%

 

 

【例2】不合格のパターン

全体の得点は70%を超えていますが、第3章の正答率が基準を下回っています。

第1章

第2章

第3章

第4章

第5章

平均

95%

85%

30%

90%

90%

78%

 

 

【例3】不合格のパターン

各章とも基準点を超えていますが、全体の得点が70%を下回っています。

第1章

第2章

第3章

第4章

第5章

平均

65%

70%

60%

75%

65%

67%

 

このことから、登録販売者試験のポイントは苦手を作らないことと言えそうです!

 

合否を左右する足切りライン

登録販売者 合格基準 足切り

 

登録販売者試験で厄介なのが『各章の35〜40%以上』という正答率。俗に『足切りライン』と呼ばれています。このラインは都道府県ごとに違い、中には公表していない自治体もあります。

 

平成29年度足切りラインの全国の公表状況は以下の通りとなりました。

 

北海道

40%以上

青森県

40%以上

岩手県

40%以上

宮城県

40%以上

秋田県

40%以上

山形県

40%以上

福島県

茨城県

35%以上

栃木県

群馬県

35%以上

埼玉県

35%以上

千葉県

35%以上

東京都

35%以上

神奈川県

35%以上

新潟県

35%以上

富山県

35%以上

石川県

35%以上

福井県

山梨県

35%以上

長野県

35%以上

岐阜県

静岡県

35%以上

愛知県

三重県

35%以上

滋賀県

35%以上

京都府

大阪府

35%以上

兵庫県

奈良県

35%以上

和歌山県

35%以上

鳥取県

40%以上

島根県

40%以上

岡山県

40%以上

広島県

山口県

40%以上

徳島県

40%以上

香川県

40%以上

愛媛県

40%以上

高知県

40%以上

福岡県

35%以上

佐賀県

35%以上

長崎県

35%以上

熊本県

35%以上

大分県

35%以上

宮崎県

35%以上

鹿児島県

35%以上

沖縄県

35%以上

※2018年2月14日現在で公表されているものを掲載しています。

 

足切りラインと合格率の関係

登録販売者 足切りライン 合格率

 

足切りラインが40%の地域は、35%の地域に比べてより多くの点数を稼がなければいけません。では40%の地域は合格率が低いか?というと、実際はそうでもないようです。

 

例えば北海道・東北エリアの多くは足切りライン40%以上です。しかし例年50%近い合格率を誇り、全国的にも合格率が高い地域として知られています。

 

合格基準点は試験の難易度も関連してくるので、基準点が低い=問題が簡単ではない、とも捉えられます。正答率35%以上という地域でも油断せず、苦手を作らず試験に挑んで下さい!

 

 

 

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